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第1編-第4章 町の地理的、社会的特徴

第4章 町の地理的、社会的特徴

 

1 地理的特徴

 

 (1) 位置

  本町は、岐阜県の中心からやや東南寄りに位置し、東は加茂郡東白川村及び中津川市に、西は加茂郡七宗町、南は

加茂郡八百津町及び恵那市に、北は下呂市と接している。四至は次のとおりである。

東端 東経 137度25分

西端 東経 137度08分

南端 北緯  35度31分

北端 北緯  35度43分

 

 (2) 地形

地形は、海抜150m(河岐上麻生発電所ダム付近)から、1,223m(黒川二ツ森山頂)と高低差がはげしく、高低差

は加茂郡で第1位である。町の西端を北から南へ貫流する飛騨川と、東方からこれに合流する佐見川、白川、黒川、

赤川の各河川があり、いずれも山あいを縫いながら渓流をなし、それらの流域に集落が点在している。耕地及び宅

地は、河川沿岸の台地(河岸段丘)のほか、山腹から山麓地帯にかけての斜面の緩やかな崖錐堆積面や、準平原状

の台地に混然として開けている。

 

 (3) 地質

地質は、古生層と火成岩の2つに大きく分けることができる。古生層はかたい砂岩や粘板岩、チャートのような堆

積岩から構成されており、秩父古生層とよばれている。火成岩は石英斑岩を主体として、角礫状破砕岩、花崗斑岩で構成されている。

本町付近で最も古い岩層は古生層であって基盤となっている。その岩体に中世代末期に入って火山活動がおこり、古生層を破って石英斑岩が貫入した構造となっている。

なお、地形図及び地質図は「資料編」掲載のとおりである。

 

 (4) 気候

本町の気候は、夏季に降水量が多く、いわゆる表日本式気候に属する。

年間平均気温は摂氏12℃程度であり、全国的にみるとやや低い。最暖月の8月は、月平均気温が摂氏24℃程度であり、最寒月の1月は摂氏0℃程度である。

年間平均降水量は2,200mm程度であり夏季の降雨量が多い。なお、降雪量は少なく、根雪はない。

なお、月別平均気温と降雨量は「資料編」掲載のとおりである。

 

 2 社会的特徴                  

 

 (1) 人口

平成18年5月1日現在の本町人口(住民基本台帳人口)は、10,986人で急激な減少はみられないものの年々減少傾

向にあり、その原因は若年層の転出に起因している。本町の中心部である河岐地内において1k㎡あたり100人を超えているが、町の平均は1k㎡あたり46人となっている。

なお、字別人口、人口密度、年齢構成表は「資料編」掲載のとおりである。

 

 (2) 土地利用

本町は東西に約24km、南北に約21kmであり総面積は23,789haと広大な面積を有している。面積の内訳を項目別にみると農用地(田畑)が823ha、宅地が243ha、道路が558ha、山林が20,836ha等となっており、山林が全体の約88%を占めている。近年は宅地の増加に伴い、山林、農用地の面積が減少する傾向にある。

 

 (3) 産業構造

平成12年現在の産業別構成比では製造業が27.4%で最も高く、次いで建設業が23%、サービス業19.3%の順と

なっている。

 

 (4) 交通

① 道路

 本町の道路交通体系は、西部を名古屋市と富山市を結ぶ主要幹線である国道41号が南北に貫いており、その国

道から東へ国道256号をはじめとした、主要地方道(県道下呂白川線、県道恵那白川線、県道白川福岡線、県

道恵那蛭川東白川線、県道多治見白川線)が扇状に伸び、これに町道が連結している。なお、道路図及び鉄道図

は、「資料編」掲載のとおりである。

 ② 鉄道

本町の西端を流れる飛騨川に沿って、JR高山線が南北に走っている。JR高山 線の特急を利用すると岐阜ま

で40分、名古屋まで1時間程度で行くことができ、 車の場合はどちらも1時間30分程度を要する。

 ③ 飛行場等

  町内には航空法第79条ただし書きによる臨時ヘリポート(飛行場外離着陸場)が1箇所(三川笹平地内)、第

81条の2による緊急時ヘリポート(緊急時離着陸場)が8箇所(白川北小学校、蘇原小学校、黒川中学校、佐

見小学校、県立白川高校、三川笹平地内、上佐見大寺地内、黒川中之平地内)が整備されており、災害等の緊急

時における離着陸場として利用が可能である。

 

 (5) ダム

現在本町では4つの発電所が操業しており、4つもの発電所を有する自治体は全国でも珍しい。(佐見川発電所、

七宗発電所、名倉発電所、新七宗発電所)

また、ダムは3箇所存在している。(佐見川ダム、名倉ダム、上麻生ダム)

 

 (6) 大規模集客施設等

本町は観光施設が多く、特に5月の大型連休(ゴールデンウィーク)から8月の夏休み期間までは多くの観光客

で賑わう。町内の主な集客施設として美濃白川クオーレふれあいの里(キャンプ場)、美濃白川スポーツ・スパランド(温泉、ケイマンゴルフ場)や国道41号線沿に位置し、道の駅の指定を受けている美濃白川ふるさと館ピアチェーレ等が挙げられる。

 

 (7) 隣接県、市との特徴的な関係

① 原子力発電所が立地する隣接県との関係

県内に原子力発電所は無いものの、隣接する福井県の敦賀半島に敦賀原子力発電所(福井県敦賀市)、美浜原子力発電所(福井県三方郡美浜町)があり、岐阜県境までの距離は約20kmと近い。また、隣接県としては石川県にも志賀原子力発電所があり、岐阜県境まで約70kmに位置している。

   ② その他

陸上自衛隊第10師団

名古屋市守山区に司令部を置き、東海北陸6県(愛知、岐阜、三重、富山、石川、福井)の防衛、警備、災害派遣、民生協力等に当たっている。なかでも第35普通科連隊第4中隊は本町の担当部隊としての役割を担っており、本町三川地内にも訓練場があり、関連が深い。

 

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