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1.須弥壇

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須弥壇(すみだん)

 

 

・所在地  和泉西和泉(洞雲寺)
・指定番号  第67号
・指定年月日  昭和52年3月16日
・所有者  洞雲寺 尾関幸憲
・品質  総欅造(そうけやきづく)り
・形状  巾270㎝ 奥行110㎝ 高さ130㎝

 

造られた年代は定かではない。しかし、洞雲寺(とううんじ)の本堂棟札に、万治(まんじ)3年(1660年)3月、大工藤原朝臣蜂谷喜兵衛家次他5名の銘があることから、おそらく本堂と同時期に造られたものと推定される。裏側のくさびを1本抜けばそこより順次解体していくことができ、当時の大工技術の精巧さからしても、文化財としての価値が非常に高いものである。
棟札の銘にある他の5名を以下に記す。

  • 久田見村  丹羽久兵衛
  • 下金和村  無藤佐兵衛
  • 古井村  板津作左衛門
  • 金山村  中嶋五兵衛
  • 曽代村  大雲吉十郎