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6.奥之院社殿の雲斗及び雲肘木

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奥之院社殿の雲斗及び雲肘木(おくのいんしゃでんのうんとおよびくもひじき)

 

 

・所在地  黒川日面下(佐久良太神社奥之院)
・指定番号  第65号
・指定年月日  昭和52年3月16日
・所有者  佐久良太神社

 

佐久良太神社奥之院幣殿。元近松寺宝物殿。
文政(ぶんせい)8年(1825年)の造営。佐久良太神社の建物の内で最も古い建物である。単層入母屋、銅板葺き。床高4尺(120㎝)、三間(みま)四面。柱は角材で、柱上には平三斗の斗きょう(ときょう)を組み、屋根の妻飾りや向拝の繁紅梁(けいこうりょう)(海老紅梁)、木鼻には獅子頭の首、梁間には雲竜や遊亀などの彫刻を施すなど、細部の装飾は入念である。