中之森縄文住居遺跡(なかのもりじょうもんじゅうきょいせき)
・所在地 | 坂ノ東大利 |
・指定番号 | 第21号 |
・指定年月日 | 昭和41年3月31日 |
・所有者 | 加納明義 |
昭和39年夏・昭和40年秋の発掘調査で縄文時代竪穴(たてあな)式住居跡であることがわかった。また、この遺跡は上下二段の複合遺跡でもある。上面住居の石囲いの炉の約30㎝下に、もう一つの住居の石囲いの炉が発掘された。上面の炉から縄文晩期(推定)の平皿型土器、下面の炉から縄文後期末(推定)の平壷型土器・堅型土器が出土している。