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11.伊奴知神社祭礼用馬具

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伊奴知神社祭礼用馬具(いぬじじんじゃさいれいようばぐ)

 

 

・所在地  三川本郷(伊奴知神社)
・指定番号  第70号
・指定年月日  平成4年3月5日
・所有者  伊奴知神社

 

神馬(かみうま)用・花馬(はなうま)用がある。
江戸時代の製作。文久(ぶんきゅう)2年(1862年)祭礼用馬具を購入し、犬地(いぬじ)村産土(うぶすな)神社の神馬による御渡行の行列が始まった。大正10年(1921年)には、花馬用の馬具(中古)を川辺町内より購入し、神馬と花馬の2頭立による祭礼行事が行われるようになったが、木曽馬の手当に苦慮することとなり、平成元年(1989年)を最後に取り止めることとなった。

●神馬用馬具
・鞍 1背  木製一部革(漆塗紋様)
・頬掛け 1点  布製
・障泥(鐙掛け) 1双  革製(表面武士乗馬刺繍絵)
・障泥(臑当て) 1双  革製(表面紋様刺繍)
・首飾り 1双  布製
・鞍下掛け 1点  布製
・鐙 1双  鉄製
・尻覆い 1点  布製(表面刺繍絵)
・神飾り 1点  (表面武士乗馬刺繍絵)
・その他付属物 1点  布
●花馬用馬具
・鞍 1背  木製一部革(漆塗紋様) 
・頬掛け 1点  布製
・障泥(鐙掛け) 1双  革製(表面武士乗馬刺繍絵)
・首飾り 1双  布製
・鞍下掛け 1点  布製
・鐙 1双  鉄製
・尻覆い 1点  布製(表面獅子刺繍絵)
・花飾り 1点  布製(赤地)
・その他付属物 1点  布