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4.けい子

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けい子(けいす)

 

 

・所在地  上佐見大寺(庚申堂)
・指定番号  第5号
・指定年月日  昭和41年3月31日
・所有者  上寺前庚申講中
・品質  青銅製
・形状  高さ21㎝、
 直径内円27㎝・外円28㎝

 

大寺庚申堂(おおでらこうしんどう)に保管されている。椀形の縁に「天竜山雲林寺常住桂峰代。宝永三丙戌年小春吉日」の銘が刻まれている。元苗木藩主菩提寺雲林寺の備品として宝永(ほうえい)3年(1706年)に添加されたものである。廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の折りに元雲林寺最後の僧剛宗が大蔵寺(だいぞうじ)に移って来たとき(明治24年(1891年)8月)に所持、その後この庚申堂(こうしんどう)に祀(まつ)られる。静かな庚申堂(こうしんどう)の中で響くけい子(けいす)の音は余韻嫋々(よいんじょうじょう)として、300年近い歴史を思わせる。