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10.定印阿弥陀如来坐像

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定印阿弥陀如来坐像(じょういんあみだにょらいざぞう)

 

 

・所在地  坂ノ東小川(薬師堂)
・指定番号  第37号
・指定年月日  昭和47年12月15日
・管理責任者  小川自治会
・品質  一木造
・形状  像高103.0㎝円光背

鎌倉時代のものと考えられる。臨川寺(りんせんじ)の釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)によく似た特徴(頭髪(とうはつ)部の肉髻(にくけい)の大きな盛り上がりや衣の彫刻)をもっている。阿弥陀如来(あみだにょらい)とは西方極楽浄土(さいほうごくらくじょうど)に住み、永遠の救済をする如来(にょらい)である。この仏を信じ名号を唱(とな)える者は、その功徳(くどく)によって、必ず極楽浄土(ごくらくじょうど)に往生すると説かれている。