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11.木造十一面観世音菩薩坐像

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木造十一面観世音菩薩坐像(もくぞうじゅういちめんかんぜおんぼさつざぞう)

 

・所在地  坂ノ東大利(臨川寺)
・指定番号  第9号
・指定年月日  昭和41年3月31日
・管理責任者  臨川寺 加納明義
・品質  木造・玉眼
・形状  総丈60.0㎝、像高24.5㎝ 火炎光背

臨川寺の本尊である。冠と首飾りが実に優美な像である。鎌倉時代の作と考えられる。この像は寛文3年(1663年)大利下金の住人、飯盛善助が寄進した記録がある。白川町重要文化財の仏像で寄進者の氏名の明瞭であるものはこれのみである。