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12.臨川寺木造仏像群

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臨川寺木造仏像群(りんせんじもくぞうぶつぞうぐん)

 

 

・所在地  坂ノ東大利(臨川寺)
・指定番号  第号
・指定年月日  昭和42年5月9日
・管理責任者  臨川寺 加納明義
・品質  一木造(椹材)
・形状  像高46.0㎝~151.0㎝

 

  1 天部立像 像高99㎝
  2 天部立像 像高80㎝
  3 十一面観世音菩薩 像高79㎝
  4 菩薩立像 像高90㎝
  5 十一面観世音菩薩 像高126㎝
  6 如来立像 像高132㎝
  7 菩薩立像 像高151㎝
  8 十一面観世音菩薩 像高151㎝
  9 観世音立像 像高135㎝
  10 如来立像 像高83㎝
  11 如来坐像 像高46㎝
  12 菩薩立像 像高66㎝
  13 菩薩立像 像高81㎝
  14 (不明)立像 像高94㎝
  15 菩薩立像 像高82㎝
  16 十一面観世音立像 像高95㎝
  17 十一面観世音立像 像高140㎝
  18 観世音立像 像高137㎝
  19 如来立像 像高110㎝

19躯の仏像が臨川寺(りんせんじ)境内(けいだい)の薬師堂に安置されている。その様式・刀法(一刀彫(いっとうぼり))などより藤原時代の作と考えられる。風化が甚(はなは)だしく、仏像の類別を明瞭(めいりょう)することは困難である。武儀郡洞戸村蓮華峰寺の仏像群と似ているが、由来は不明。一ヵ所に藤原時代のものとみられる多数の仏像が伝来していることは極めて珍しい。