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15.阿弥陀如来坐像

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阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)

 

 

・所在地  坂ノ東大利(臨川寺)
・指定番号  第40号
・指定年月日  昭和47年12月15日
・管理責任者  臨川寺 加納明義
・品質  一木造
・形状  像高75.5㎝

 

臨川寺(りんせんじ)境内の薬師堂に安置されている。平安時代の作と考えられる。衣の表現が素朴(そぼく)なところから、平安期の地方的な特徴をみることができる。相好(そうこう)・形(かたち)とも整った像である。阿弥陀如来(あみだにょらい)の印相(いんそう)は、説法印(せっぽういん)を結ぶ事が多く、手の位置や指の曲げ方(印相)は九種あり、それによって阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)は見分けられる。