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22.円空作像

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円空作像(えんくうさくぞう)

 

 

・所在地  下佐見久室(細江金男宅)
・指定番号  第62号
・指定年月日  昭和52年3月16日
・管理責任者  細江金男
・品質  一木造(椹材)
・形状  像高8.0㎝、厨子高16.0㎝

阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)。木彫りの厨子(ずし)の中に入る。木裏と木表が反対に使われている点から、円空(えんくう)初期の作と考えられる。歩危(ほき)に当家があり、歩行者の安全を願って祀(まつ)られたもの。円空(えんくう)像としては小型な作品で、宿代として残したと伝えられている。