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6.賓頭盧尊天

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賓頭盧尊天(びんづるそんてん)

 

 

・所在地  水戸野(観音堂)
・指定番号  第2号
・指定年月日  昭和41年3月31日
・管理責任者  渡辺基幸
・品質  寄木造(桧材)・玉眼
・形状  像高像高37.0㎝台座高27.0㎝

16羅漢(らかん)の1つで白頭長眉(はくとうちょうび)のこの像を本堂の傍(かたわ)らに安置し、頭体をなでて疾病治療を祈ったことから「なで仏(ぼとけ)」と呼ばれている。左手欠落のため薬香(宝瓶(ほうびょう))が無く詳細は不明だが、右手の格好から推定して、鎌倉時代初期の作と考えられる。以前より水戸野(みどの)村観音堂に合祀(ごうし)されていたと思われるが、明治16年(1883年)に移築改装の際、この新堂に祀(まつ)られた