薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)
・所在地 | 坂ノ東小川(薬師堂) |
・指定番号 | 第36号 |
・指定年月日 | 昭和47年12月15日 |
・管理責任者 | 小川自治会 |
・品質 | 寄木造 |
・形状 | 像高139.5㎝円光背 |
相好(そうごう)は温雅(おんが)であり、衣(ころも)の褶(かさね)の表現も繊細(せんさい)で、平安時代の特徴がよく表れている。薬師如来(やくしにょらい)は別名薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)ともいわれており、十二の誓願(せいがん)をたてて病苦を救う如来(にょらい)として、人々に信仰されている。一般に像は、右手をあげて、掌(てのひら)を外に指を伸ばして開き、左手は膝(ひざ)の上に置き、薬壺(くすりつぼ)を掌(てのひら)の上にのせている。