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9.栗林のサクラ

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栗林のサクラ(くりばやしのさくら)

 

 

・所在地  切井中切
・指定番号  第60号
・指定年月日  昭和49年4月16日
・所有者  遠藤博美
樹高  11.1m
幹周囲(目通り)  3.2m
幹周囲(根元)  5.7m
枝張り(東西)  10.9m
枝張り(南北)  15.5m

 

遠藤博美宅裏の山腹にある。ヒガンサクラと推定される。栗林の由来は、遠藤家が遠藤胤直(たねなお)の家来で、関ヶ原の戦に先立つ上ヶ根砦(とりで)の戦に敗れた際に土着した一族の末裔(まつえい)であると伝えられ、家名を栗林といったことにある。上ヶ根の砦(とりで)はこのサクラの南方山頂にある。切井の各所から、このサクラを遠望することができる。バラ科の落葉高木。