謹んで新年のご祝辞を申し上げます。
白川町長の重責を担わせていただくこととなり、初めての新年を迎え、改めて町民の皆さまの期待にお応えすべく決意を新たにするところでございます。
現在、新型コロナウイルスに関しましては、感染も少なくなってまいりましたが、新たにオミクロン株が発生し、経済の持ち直しも鈍化するのではないかと心配しております。まず、コロナワクチンの3回目の追加接種を1月から、医療従事者の方を先行して実施させていただきます。引き続き町民の皆さまには、感染予防対策にご協力いただきますようお願い申し上げるものでございます。
昨年を振り返りますと、町の重要課題の一つである庁舎建設につきましては、河岐地内での建設を決定し、シンプルでコンパクトな木をふんだんに活用した庁舎として、令和7年春の開庁を目指して検討を進めております。また、8月には2年連続となる災害が発生しました。この豪雨災害で被害のあった切井、三川、黒川地内においては、全ての箇所で工事に着手しております。
令和4年は、マニフェストに記載した基本理念である「子ども、孫たちの代に豊かな町を残すため」として、5つの施策・25の項目を着実に推進し、住んでいてよかったと実感していただける白川町の実現を目指します。その上で、新年を漢字一文字で表すならば「報」の年としたいと考えています。これには、「報(むく)いる」と「報(しら)せる」の2つの意味を込めています。町民の信託に「報いる」、これまでまちづくりに懸命に取り組んでこられた先人のご努力に「報いる」ためにも、少子高齢化と過疎化が進む白川町を、持続可能なまちへ進化させられるよう諸施策を講じてまいります。先人たちの想いと現在白川町に住まわれている皆さまとの、縦と横のつながりを意識してまちづくりにあたりたいと思うものであります。また、町民の皆さまに町政の情報を「報せる」ため、積極的な情報公開に努めてまいります。あわせて、町民の皆さまの様々な声を行政に「報せる」手段として、自ら足を運び、あるいはICT技術を利用し直接皆さまの声を聞き、それを町政運営に反映する「開けた町政」、「町民参加の町政」を心がけてまいります。町政の発展のため、全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が平穏で明るく希望に満ちた年となりますことを祈念して新年のご挨拶といたします。
令和4年1月1日
白川町長 細 江 茂 樹
お問い合わせ先
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