知っておくと便利。乳幼児期の子供の習慣について
子どもと睡眠
こどもは何時間ぐらい眠るの?
0歳児は13時間、1歳児は12時間、2~3歳児になると11時間。そして、4~5歳児は10時間ぐらいが必要と言われています。また、目覚めて脳が動き出すまでには1時間ぐらいかかるそうです。
早めに起こして、ゆとりをもって食事・着替え・排便の時間を取りましょう。起きる時間から逆算をすると、その子の床に着く時間が分かりますね。
健康の把握
お子さんの毎日の健康を調べましょう。
お子さんは、毎朝きげん良く起きていますか?
起きてきた時間・きげん・食欲・便が出たか・便の色などで、お子さんの健康をチェックしましょう。顔色、皮膚の様子にもその日の状態が出ます。
小さいお子さんほど、からだの調子をことばに出してくれません。気をつけてあげましょう。普段の体温を把握しておくと、発熱時に比較できますよ。
自分でやりたい時期
ひとりで服が着たくなったら、、、
子どもは2歳をすぎた頃より「じぶんで、じぶんで…」と、いろんなことに興味を示しやりたがります。子どものやることは大人にとってはまどろっこしく、つい手を出したくなるものですが、やりたい気持ちを大切にしながら接しましょう。
衣服の脱ぎ着等はまだまだ難しいので、お子さんの脱ぎ着しやすい物、動きやすい物を選びましょう。
毎日の遊びの中で少しずつ取り入れたり、入浴時などに教えてやると早く着られるようになりますよ。
服の「うら」、「おもて」、「みぎ」、「ひだり」なども少しずつ教えていきましょう。靴は、目印を入れてやると左右間違わないで履けるようになります。
お風呂
お風呂は親子の憩いの場
お子さんと一緒にお風呂に入りましょう。幼い頃、泡をからだ中にぬりつけて遊んだり、タオルで大きな空気まんじゅうを作ってもらったり、背中に字の描きっこをしたり…そんな思い出はありませんか。
お風呂はまた、しつけのしやすい場です。一緒に洗いながら、石けんやタオルの使い方、洗う順番など少しずつ伝えていきましょう。洗いにくい場所は大人が洗ってあげて下さいね。
幼児期は汗をかきやすいので、洗髪もこまめに行いましょう。
爪切り、耳掃除
子どもの爪切り・子どもの耳掃除
「子どもの爪切り、耳掃除はなんだかこわい」という人がいます。
小さい子どもはじっとしていませんから大変ですが、長い爪はけがや事故のもとになります。少しずつならしていきましょう。
また、いろいろな物で遊ぶようになってきたら、手洗いの仕方も教えてあげましょう
耳掃除は中が見えにくいので光の当たる方に耳を向けて行いましょう。
粉耳は耳かきで、やに耳は綿棒で取り除くといいそうです。耳のまわりは結構汚れがたまりやすいので入浴の時にも拭いてやって下さいね。
大切な食事
最近食事を食べない子どもや、ひとりぼっちで食事をする子、好きな物ばかりを食べることの栄養の偏り(子どもに既に現れてきている生活習慣病)、飽食の中での食べ残しや廃棄などがいろいろなところで、叫ばれるようになりました。
こうした動きに、今一度、食生活を見直そうと文部科学省、厚生労働省、農林水産省が一緒になり「望ましい食生活の指針」を作成し運動を展開し始めています
食事はからだにとっても心にとっても大切な栄養源です。
毎日毎日口にしてきた食事、そしてこれからも続いていく営み。食べることの意味、大切さをを一緒に考えていきましょう。
食べるのだいすき!…食事が楽しみな子に育てましょう。
・食べたくなるような雰囲気をつくりましょう。
・盛りつけの工夫をしましょう。(楽しい雰囲気づくり)
・大人がおいしそうに食べると子どもも次第に好きになりますよ。
・調理法を工夫しましょう。
お子さんの口に合わせた大きさ、柔らかさ、味つけなどで食べやすくしましょう。
幼児期は様々な味を覚える時期です。いろいろな食材を使いましょう。植物の成長を見せたり一緒に育てると、苦手な物にも興味を持ちますよ。
家族がそろって食べる機会を増やしましょう
・家族そろっての食事が人と人とのかかわりをつくります。
仕事の都合で、なかなか一緒に食べられない方もありますね。食べられる時を特に大切にしましょう。
・お互いに生活の中で食事の時間を意識づけていきましょう。
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