グロリアホールのパイプオルガン
白川町町民会館グロリアホールに設置されているパイプオルガンは、2004年12月に建造されました。
白川町の友好都市ピストイア市があるイタリアの様式を基本とし、高さ6.7m、幅4.7m、パイプは1496本を備えています。
鍵盤は2段でペダル鍵盤を備え、第1鍵盤のストップは12、第2鍵盤のストップの数は10あります。
このオルガンを建造したのは、世界的オルガンビルダーの故 辻宏さんです。
辻さんは1976年に、オルガンを造るのにふさわしい環境を求めて白川町に移住をされ、旧小学校校舎を改修した辻オルガン工房からは数多くのパイプオルガンが生まれました。
辻さんは、スペインのサラマンカ新大聖堂にある16世紀に造られた国宝級のオルガンを修復し、岐阜県とスペインが友好都市となる架け橋となりました。
また、イタリアピストイア市のオルガン修復にも携わったことがきっかけで、見出しにあった白川町とピストイア市との交流が始まりました。
辻さんは難病のため、だんだんと体の自由が利かなくなる中で、グロリアホールのパイプオルガンを完成させ、このオルガンが披露された翌年に旅立たれました。

辻さんの遺作となった81台目の大変貴重なオルガンを、是非とも見て、聴いて、触れてみてください。
白川町には辻さんが造られたパイプオルガンが合計4台あり、町民会館にある2台は練習で借りることもできます。
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電話:0574-72-2317
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