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ピストイア市

ピストイア市は、イタリア中部トスカーナ地方の北部に位置し、22市町村から構成されるピストイア県の県庁所在地です。

人口は、ピストイア市で約90,900人、ピストイア県全体で292,500人です。

位置

ピストイア市は、ルネッサンスの発祥地として有名なフィレンツェ（トスカーナ州の州都）から、東に約35Kmの距離に位置します。高速道路、鉄道、路線バス、また近くには空港もあり交通事情は充実しています。フィレンツェのペレトーラ空港から車で25分、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅からは電車で35分です。

地形

アペニン山脈のふもとにあるピストイア市は、山脈の裾野の傾斜地に広がっています。高いところでは標高850mに達し、市街地の低いところでは海抜65mほどです。市の面積は236.77キロ平米で、そのうち24％が平地、33%が丘陵地、43％が山地です。市の北端は、北緯43度47分50秒、南端は北緯44度09分50秒で、これは北海道旭川市やカナダ・トロントとほぼ同じです。また東端は東経1度55分00秒、西端は東経1度22分35秒で、これはドイツ・ミューヘンとほぼ同じです。

気候

気候は温暖で、平均気温は夏季に25度、冬季に6度と、白川町と同じか少し上回るほど。年間相対湿度は70%ですが、季節によってかなり変化があります。ピストイア市周辺では、3月頃が雨期にあたります。

産業

主要な産業は、鉄工業、銅工業、皮工業、刺しゅう産業、苗木栽培などがあります。特に鉄や銅の生産は古くから盛んで、現在は鉄道車両の製造がおこなわれている。また、苗木栽培も、観賞用植物を中心に盛んにおこなわれ、数十か国に輸出されている。

提携年月日

平成6年10月30日