白川町の観光スポット

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ページ番号1002412  更新日 2024年10月13日

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概要

 白川町には、緑豊かな自然があふれ飛騨川、白川、赤川、黒川、佐見川が流れ、季節ごとに移り変わる美しい景色は、訪れる人々を楽しませてくれます。

 田植え、稲刈り、お茶摘みなどの里山ならではの仕事に加え、地元の人たちで行われる地歌舞伎やお祭りなど暮らしに根付いた文化が受け継がれています。

 旅行者が訪れる道の駅やキャンプ場のほかに、近年では交流や体験を伴う滞在型の観光も注目を浴びています。

観光スポットを紹介します

クオーレふれあいの里

 コテージ、バンガロー、オートキャンプ場等があり、笹平高原や「道の駅清流白川」として道の駅指定されているさかなワクワク公園を有するアウトドア施設です。
 7、8月の夏休みには多くの来場者があり町内でも人気の観光スポットとなっています。昨今の冬キャンプ、ソロキャンプブームで、かつて閑散期であった冬場にも来場者が増加しています。

道の駅「美濃白川ピアチェーレ」

 平成6年にオープンした道の駅。緑茶加工施設、白川ハム加工施設、郷土食コーナー(レストラン)、特産品展示販売施設等を有し、国道沿いの休憩所として多くの方に利用されるとともに、農業の拠点施設として、年間を通して様々なイベントが開催されています。

 「道の駅美濃白川ピアチェーレ」と国道を挟んだ対面には、農産物出荷拠点「白川野菜村チャオ」と、地元のお母さんたちが手作りしたお惣菜やお弁当を販売する女性活躍の活動拠点「てまひまの店」を有する「複合拠点施設よいいち美濃白川」があります。

せせらぎの里 美濃白川ふるさと体験村

体験村いろり付きコテージ
コテージ「いろりの家」

 いろり付きコテージや、7棟のバンガローを有するキャンプ場からなる「ふるさと体験施設」
施設の農園で野菜を収穫し、山で山菜を採る。そして囲炉裏を囲んでの夕食・・・
佐見川のせせらぎを聞きながら、のんびりと大自然を満喫してみませんか。

【申込み先】
 美濃白川ふるさと体験村管理組合
 電話 0574-76-2386

白川橋

白川との合流部の飛騨川に架けられた白川橋

 白川橋は、大正15年に架橋されたもので、主塔(ワイヤーを吊る塔)が鋼トラス構造の吊橋は全国でも珍しく、3径間の吊橋では当時初めてのもの。デザインも、当時の欧米風の洗練された美しく安定感のある形が採用され、技術的にもデザイン的にも貴重な橋です。
 架橋当時は、床版が木材でありましたが、白川口駅と集落を結ぶ重要な橋で、バスなどの車両も通行していました。昭和53年に木床版から鋼デッキプレートとコンクリートの合成版に改築され、2輪車と歩行者専用道路として現在まで利用されています。
 昭和63年に岐阜県から移管され、白川町が維持管理しています。
 歴史的施設としての高い価値に照らして、平成18年度土木学会選奨土木遺産に認定されたのに続いて、平成25年3月には国の有形文化財に登録されました。

白川橋の構造図

[上部構造]
橋長115.0m、全幅員4.0m、有効幅員3.4m
支間割3径間(20.3+74.4+20.3)、主塔高9.68m

[上部工型式]
鋼トラス補剛吊橋、鋼トラス主塔
(鋼塔の下路式2ヒンジ鋼補剛トラス吊橋)

[下部構造]
橋台:表面切石積(基礎背面重力式コンクリート)
高さ:左岸7.3m、右岸7.4m
橋脚:2本円錐台柱門型
高さ:12.5m(鉄筋コンクリート構造)

大山白山神社

大山白山神社拝殿

 大山白山神社は、718年(養老2年)越前の僧、泰澄大師が加賀の白山に登山した際、白山比咩神社より勧請されたものといわれている。

 本殿は、標高862mの白山山頂に祀られ、白山比咩大神を主神として泰澄大師が勧請された。木造神明造で建坪3.5坪で、左右に脇殿が並ぶ。

 拝殿は、1800年(寛政12年)に完成。当時、洞雲寺の青年僧であった眉毛(びもう)が描いた天井画は見逃せない。松、鶴、唐獅子や亀など花木、動物、人物等あわせて32枚の色彩画は、200年以上を経てもなお鮮やかに拝殿をいろどっている。眉毛は書画のほか学問にも秀でており、江戸の吉祥寺に移って修行をしたが、あまりの秀才のため同僚から妬まれ毒殺されたと伝えられ、眉毛の作品を観賞できる唯一の場所である。拝殿の絵天井は町指定文化財となっている。

 天然記念物の大杉は、拝殿の右手に本殿へ続く大小さまざまな石や岩で組み合わされた石段(町指定文化財)の中ほどにあり、周囲11.5m、高さ41mで、樹齢は1200有余年といわれ、本社が創建された当時から神社の歴史を眺めてきた生き証人である。境内には、数百年を経た老杉が立ち並び、その中の108本が昭和59年8月に県自然保護条例により緑地環境地域の樹木に指定され、保護育成されることになった。

左は拝殿の絵天井、右は天然記念物の大杉

東座

黒川地区にある芝居小屋「東座」

 黒川鱒渕にある芝居小屋「東座」は、明治22年に舞台部分が完成し、明治33年には客席部分が増設され、現在の劇場形式の芝居小屋が完成した。回り舞台、花道などを備え、客席は2階桟敷を含め500人を収容することができる。
 老朽化のため昭和35年に閉鎖されるものの、昭和62年頃から存続か取壊しか地元で議論が重ねられ、町からの補助金と一般からの浄財により平成2年に修復工事が竣工した。平成3年4月にこけら落としとして「東座修復記念・ふれあい公演」が開催され、十八代目中村勘三郎丈が(当時、勘九郎)が来場、名誉館主に就任した。平成25年11月には、六代目中村勘九郎丈が2代目名誉館主に就任している。
 地元の子どもから大人までが稽古に励み、毎年5月の第3日曜日に手作りの地歌舞伎公演を上演している。

東座ふれあい公演

このページに関するお問い合わせ

企画課 商工観光係
〒509-1192 岐阜県加茂郡白川町河岐715 白川町役場本館2階
電話番号:0574-72-1311 ファクス:0574-72-1317
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